株式会社インフォステラ(代表取締役:倉原直美、本社:東京都新宿区)は10月に実施したファーストクローズの7億円に加えて、ファイナルクローズで5億円の資金調達を行い、総額12億円でシリーズBラウンドの資金調達を完了しました。
本ファイナルクローズでは、既存株主である三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合(三菱UFJキャピタル株式会社)からの追加出資に加え、新規投資家として、シンガポール政府系投資会社Temasek Holdings傘下のPavilion Capital PTE. LTD.、ICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合(株式会社ICMG Partners)、QB第二号投資事業有限責任組合(QBキャピタル合同会社、及び株式会社NCBベンチャーキャピタル)を新規株主として迎え、合計5億円を調達しました。
今回の資金調達により当社の累積資金調達金額は総額24.4億円になりました。

弊社は「We connect Earth and Space to empower the future(地球と宇宙をつなげ未来をエンパワーする)」をビジョンに掲げ、その実現に向けて「Be the most effective enabler of space business by providing the best access to satellite(衛星への最高のアクセスを提供し、宇宙ビジネスを最も効果的に実現する)」をミッションとしています。
宇宙ビジネスの成長に向けて、周回衛星の事業者様に地上セグメントのトータルサービスを提供するため、シリーズBラウンドで調達した資金を元に、以下の領域に注力します。

  • 通信エリアの拡大

通信可能エリアの拡大に向けてStellarStationへの地上局の接続を進めます。2021年6月に提携した「AWS Ground Station」の地上局を含め、2022年中早期に世界中で20箇所前後の地上局をStellarStation経由で利用可能となる状態を目指します。

  • 衛星オペレーター向け規制対応やライセンス取得サポートの充実

衛星の打ち上げ前に必要となる規制への対応やライセンスの取得のサポートに多くのニーズを頂いています。サービスの強化とキャパシティ充実のために体制強化を目指します。

  • 国内での地上局ホスティングサービスの開始

日本国内での通信のために、日本に地上局を設置するニーズを頂いています。これに応えるため、2022年中に日本国内にサイトを準備し、ホスティングサービス開始を目指します。

  • 米国への事業拡大

海外の衛星オペレーターから、地上局ネットワークについて問い合わせをいただくことが増えています。特に北米でのサービス提供強化のため、2022年中に米国法人の立ち上げを行います。

  • 人材採用・組織力の強化

上記施策の実行のために、Business Development、Software Development、Operationチームの採用を加速し、組織の強化を進めます。
(インフォステラの採用ページ:https://infostellar.net/careers-jp

各投資家からのコメント

Pavilion Capital Head Japan Investments CHOUN Chee Kong氏

「インフォステラは、今後拡大する宇宙ビジネスにおいて不可欠なインフラを提供し、国内外の多くの衛星運用事業者とのビジネス開発を既に進めている、地上セグメントサービスマーケットの主要プレーヤーです。同社ビジネスの進捗には以前より興味を持っておりましたが、この数年間の事業の成長には目を見張るものがあります。Pavilion Capitalは、インフォステラが衛星通信インフラ企業として宇宙ビジネスを支えていくと確信しています。同社の経営陣と末長く協力し、宇宙ビジネスの実現を共に進めていくことを楽しみにしています。」

株式会社ICMG Partners 代表取締役社長 舩橋元氏

「インフォステラは宇宙空間と地上をシームレスに繋ぐ次世代のプラットフォーマーです。ある周回衛星に対して1つの地上局が通信できる時間は1日40分が限界でした。インフォステラが世界中の地上局を彼らの地上局プラットフォーム「StellarStation」上に乗せることによって、クラウドベースで地上局のシェアリングが可能となり、地上への衛星データ送信の効率が圧倒的に向上します。今後、衛星データの利活用が進み、地球上の様々な社会課題が解決できる世の中になっていくと考えています。こうした社会的意義の非常に高いチャレンジに挑戦するインフォステラをICMGグループオールでフルサポートしていきたいと思います。」

QBキャピタル合同会社 代表パートナー 坂本剛氏

「インフォステラ様の地上局プラットフォーム「StellarStation」は、人工衛星と地上局との通信を円滑化する、宇宙ビジネスの重要インフラになりうるサービスと考えています。倉原社長が九州から羽ばたかれたように、インフォステラ様が世界に羽ばたかれることを確信致しております。弊社は、インフォステラ様への投資を通じ、日本発宇宙ビジネスの発展に貢献してまいります。」

三菱UFJキャピタル株式会社 執行役員投資第三部長 清水孝行氏

「衛星運用者と地上局をつなぐシェアリングプラットフォームをはじめ、地上局のトータルサービスを提供している企業はグローバルで見ても稀で、インフォステラ社があらゆる地上局のGatewayとなり、衛星運用者の総窓口となることも可能。アライアンスも順調に進み、経営体制も強化されましたので追加投資に応じました。引き続き、弊社もMUFGの一員としての強みを生かし、インフォステラ社の事業成長に貢献して参りたいと考えております。」