株式会社インフォステラ(代表取締役:倉原直美、本社:東京都新宿区)は、北海道大樹町に地上局サイトを開設したことを発表します。

株式会社インフォステラ(代表取締役:倉原直美、本社:東京都新宿区)は、北海道大樹町に当社として初めての地上局サイトを開設しました(以下、「大樹サイト」)。大樹サイトにおいて、特定の衛星運用者の宇宙ミッションのための専用アンテナのホスティングサービスを提供します。北海道大樹町は、あらゆる軌道傾斜角の衛星の追跡アンテナを設置するのに最適な場所であり、特に低軌道衛星(LEO)にとって魅力的な場所です。

インフォステラの創業者兼CEOの倉原直美は、次のように述べています。

「大樹町に地上局サイトを開設し、この地域で衛星との通信を希望する特定の衛星運用者向けの専用アンテナのホスティングサービスを提供することができます。地球観測、IoT、通信衛星の衛星運用者にとって戦略的に重要であるアジア太平洋地域への通信アクセスを提供することで、顧客基盤を拡大する体制が整いました。」

Hosted 3M, Remote Sensing Antenna

インフォステラは、StellarStationと呼ばれるクラウドベースのプラットフォームを提供するGSaaS(Ground Segment as a Service)のパイオニアです。アジア太平洋地域、欧州、中東、アフリカ、そして米州の各地域でネットワークを展開しており、衛星利用分野でのソリューションプロバイダーとして、急速にサービスを拡大しています。

Infostellar U.S.Inc. のCEOであるTom Pirroneは、次のように述べています。「アンテナにグローバルにアクセスしたいというニーズがある中、アジア太平洋地域をカバーするために、日本にも関心が高まっています。大樹サイトに関して、すでに米国の主要な宇宙事業者2社とアンテナを設置運用する契約をしており、ごく近い将来、大樹サイトの追加拡大を必要とするだけのパイプラインがあります。また、米国や世界の宇宙関係者が大きな関心を寄せる沖縄でも大樹サイトと同様、特定の衛星運用者専用の地上局サービスの開始について協議を進めています。」

Infostellar Taiki hosting facility, site entrance.

インフォステラは、GSaaSと特定の衛星運用者専用の地上局ホスティングの両サービスを強化し、事業を拡大しています。また、増加するユーザーをサポートするために、自治体や地域、国際的な規制に関わる諸方面と連携し、ユーザーのライセンス認可を得るためのパートナーとして積極的に活動しています。

「我々は国内外の宇宙関連規制当局やライセンス担当者らと連携し、必要な専門知識を提供して、衛星運用に必要なライセンス認可を得るためのサポートを行っています。宇宙産業における地上セグメントのフルサービス・プロバイダーとして、設立以来のビジョンを実現します。」と代表の倉原は述べています。

今後もインフォステラは世界各地に地上局を増設し、お客様に最高品質のサービスをコスト効率の良い方法で提供していきます。

インフォステラについて

インフォステラは、周回衛星向けGround Segment as a Service(GSaaS)プロバイダーです。地上局ネットワークを仮想化するクラウドプラットフォームStellarStationを通じて、柔軟性と拡張性に優れた地上局ネットワークを提供しています。また、無線ライセンス取得や周波数調整業務など、衛星運用を行うにあたって必要となる地上セグメント側の業務サポートを行っています。地上セグメント構築の難易度を下げることで、衛星を活用した新しいビジネスに取り組む企業様のミッション開発とサービス改善を支援します。インフォステラは 2016年に日本の東京に本社を設立し、現在はイギリスとアメリカにも事務所を構えています。

詳しい情報はhttps://www.infostellar.net/をご覧ください。

ロゴ及び画像はhttps://www.infostellar.net/news/1/kit.zipからご入手ください。

StellarStationについて 

StellarStationは柔軟性と拡張性に優れたクラウドベースの地上局プラットフォームです。衛星運用者は一度のセットアップで、世界中の地上局にアクセスできます。一方、地上局オーナーは、地上局非稼働時間を他の衛星運用者に貸出すことにより、収益につなげることができます。

詳しい情報については、https://www.stellarstation.com/ をご覧ください。